朝活のメリットデメリットとは?三日坊主にならないための方法も解説
朝活とは「朝に活動すること」を指す言葉で、まさに朝の時間を有効に使って行う活動すべてを指します。
ただ、朝活のメリット・デメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。また、朝活を続けるとどのような効果があるのでしょうか。
今回の記事では、私が朝活を続けてきて感じたメリットとデメリット、そして三日坊主にならないための対策方法などをご紹介いたします。
ぜひ、朝活について高い関心がある方は参考にしてみてください。
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朝活とは
朝活とは、朝に活動することを指す言葉で、具体的には早起きして勉強や運動、趣味に時間を使うことを言います。
いつもより早起きするだけではなく、有意義な時間の過ごし方を行います。
ヨガ、読書、編み物、家事、SNSでの交流など、何をするかは人それぞれ違うことでしょう。
なお、その時に気分で決めるのではなく、計画を持って取り組むという特徴があります。
朝活を行っている人の印象として「健康的」「自分を律する人」と前向きな印象を抱きやすいですが、実際のところ、どのような効果が期待できるものなのでしょうか。
朝活のメリット
朝活を行うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
以下、ご紹介いたします。
集中力アップ
1つ目は、朝起きてすぐ仕事や運動に取り掛かるということで、集中力アップが期待できることです。
頭がスッキリとした状態で取り掛かることから、業務が捗りやすくなります。
人によっては、夜に取り掛かるより、何倍も効率が良いと感じることもあるでしょう。
また、朝は他の家族は寝ていたり、気が散るようなコンテンツともうまく距離を置けたりするように、雑念にとらわれるものは少ないと言えます。
静かな状況の中、活動に取り組めるので、物事とも向き合いやすいというメリットがあります。
自信がつく
2つ目は、早起きして自分が決めた活動に取り組むため、一つずつこなしていくと自信がつくことです。
毎日できるようになると、自己肯定感もアップしやすいです。
他の人が寝ている時間に、身になる活動をしているという優越感にも浸れるかもしれません。
朝活は褒められるためにするわけではありません。
しかし「すごい」「尊敬する」という声をかけられると、やはり嬉しくなります。
自信がつくと、他の物事にも挑戦しようという気持ちも湧き上がってくることがあります。
周りと差がつく
3つ目は、朝活を行うと周りと差がつくことです。
資格を取るために勉強したり、ダイエットのために運動したり、自分のためになることをコツコツと続けると頑張った成果が出ます。
数日のみでは、中々思うような結果が出ないこともありますが、長期的に続けると成長が感じられます。
努力を重ねると理想の自分に近づくことができるでしょう。
出会いの幅が広がる
4つ目は、朝活を行うことで生活リズムが変わり、出会いの幅が広がる可能性があることです。
例えば、ジョギングを習慣化すると、同じ目的を持った仲間と知り合うことができます。
また、新たな趣味を始めると、好きなものが一緒の相手との出会いを、期待することもできるでしょう。
新たなことを自分の中に取り入れると、付き合う相手も変わるということがあります。
代わり映えしない毎日を抜け出したい気持ちがある方こそ、朝活はおすすめと言えるのかもしれません。
前向きな気持ちで一日がスタートできる
5つ目は、朝活を行うと前向きな気持ちで一日がスタートできることです。
自分が決めた活動を計画的に取り組み、時間を有効活用できることから、スッキリした気持ちになれます。
寝坊して朝の支度に嫌々取り掛かることになれば、モヤモヤとした気分のまま、一日のスタートを切ることにもなるでしょう。
朝活して前向きな気持ちになると、日中も活動的に過ごしやすいメリットがあります。
朝活のデメリット
反対に、朝活を行うことで、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
以下、ご紹介いたします。
眠気がある
1つ目は、早起きするので眠気を感じる場合があることです。
そもそも夜更かしをして十分な睡眠時間が確保できないと、朝活している時、頭がぼーっとしやすいです。
眠気があるまま朝活に取り組んでも、集中力を持続させることはできません。
強い眠気がある時は、間違った朝活をしている可能性が高いので注意してください。
無理をするとストレスになる
2つ目は、朝活することにこだわりを持ち過ぎるとストレスになることです。
「朝活=何となく健康そう」という印象から始めても、目的がないと義務感でしている感覚になるので、イライラとした気持ちになることもあります。
また、完璧主義な方こそ、一日続かないだけで自分を責めるというような負のループにも入りやすいです。
夜型・朝型の方がいるように、体質的に朝活が合っていない方には、ストレスになる場合があることもしっかり押さえておきましょう。
日中の集中力が低下する
3つ目は、朝活を行うと日中の集中力が低下することです。
朝にエネルギーを全部使うほど頑張りすぎると、一日持たなくなります。
中には、午後からの活動は、何もできないというように放心状態となる方もいるでしょう。
特に、短い睡眠時間で朝活を行い、休憩や仮眠を取らない方が当てはまりやすいです。
朝活に取り組む場合、朝の集中力はアップしますが、その後、低下しやすい部分もしっかり押さえるようにしましょう。
朝活をする上での対策方法
ここでは、朝活を成功させる上で、押さえておきたいポイントについてご紹介いたします。
一日の生活習慣を見直す
1つ目は、一日の生活習慣を見直した上で朝活を始めることです。
12時に寝て、朝4時に起きる生活で朝活を始めるのは、しんどいものがあります。
朝活をするなら、ただ単に早起きするのではなく、生活リズムを整えた上で行うことが大切です。
夜寝るのは10時にして、5時に起きるように設定すると7時間寝ることができます。
理想の睡眠時間は6〜8時間と言われているように、短すぎても長すぎても良くないことがわかります。
快適に朝活に取り組む場合、夜ご飯やお風呂の時間もズラす必要があるかもしれません。
朝活する方は、健康のために、必ず一日の生活習慣を見直した上で始めるようにしましょう。
朝活をする目的を作る
2つ目は、朝活する目的を明確にすることです。
ぼんやりとした思いのみでは、三日坊主で終わることがあります。
朝起きてしたいことをメモに書き留めることから始めてみてください。
夜にしたいことを朝活に持ってきても構いません。
また、勉強をする場合「何のための勉強であるか」と、先の目標まで設定しておくと、モチベーションを保てます。
朝活するための目的を作って習慣化を目指していきましょう。
ルーティンを考える
3つ目は、朝活を行う上でルーティンを考えることです。
朝起きて、すぐに取り掛かる項目を細かく考えておくと、達成するごとにやる気にも満ち、さらに目も覚めるというメリットがあります。
例としては、以下のようなルーティンが挙げられます。
・朝起きたら、カーテンを開ける
・靴下を履く
・顔を洗う
・あたたかい飲み物を入れる
・課題に取り組む
また、ルーティンを考える上で、はじめの項目は簡単なものを設定するのがおすすめです。
毎日のルーティンは大きく変えずとも、時には内容を入れ替えて、差別化を図るのも良いでしょう。
完璧を目指さない
4つ目は、完璧に朝活しようとは考えすぎないことです。
最初から飛ばし過ぎると途中でやめたくなります。
なお、一日早起きできなかっただけで「自分ってダメなやつだ……」と責めて、続かなくなる可能性もあります。
一日朝活できなくても別に良いという心のゆとりを持つことが、習慣化の秘訣と言えるのかもしれません。
また、最初から「朝4時に起きて6時までの2時間勉強を頑張る」という予定を入れるのでは疲れてしまいます。
まずは、いつもより10分でも早く起きられて、勉強に取りかかれたら良いというように、低くハードルを設定してみてください。
憧れの人や仲間を見つける
5つ目は、朝活に取り組む上で、真似したいと感じる人や一緒に行う仲間を見つける方法です。
他にも頑張っている人がいるとわかると、自分も負けていられないとモチベーションアップにつながります。
朝活とは断定していなくても、SNSを見ると、早起きしてやるべきことに取り掛かっている方はたくさんいます。
インフルエンサーの方は写真付きで投稿していることもあるように、参考になる部分があることでしょう。
なお、最近朝活を始めたという一般ユーザーがいたらSNSでつながるのも、毎日の活動も有意義なものに感じられそうです。
朝活が向いている人・向いていない人
朝活はメリットが多い特徴がありますが、向いている・向いていない人もいます。
以下、向いていると感じる人となります。
・朝型
・早起きすると気持ちが良いと感じる
・達成したい目標がある
・昼間の勤務
なお、向いていない人は以下に当てはまる方です。
・夜型
・早起きすると体調が悪くなる
・朝起きてしたいと感じることが、今のところ一つも無い
・夜間の勤務
朝活は向き・不向きがあります。
「向いていない」と感じる場合、無理して取り掛かる必要もありません。
まとめ
朝活のメリットは、集中力アップ、気持ちの良い一日のスタートを切れることです。
デメリットとしては、眠気がある、日中の集中力が低下することが挙げられます。
対策方法としては、生活習慣を見直した上で、朝活する目的を明確にすることです。
特に、いつも夜更かししている方が急に朝活を始めると、強い眠気を感じることがあります。
初めから完璧を求めても長くは続かないので、気軽に取り組むようにしてください。
また、朝活する上でルーティンを考えておくと一つ達成するごとにモチベーションアップにつながり、目も覚めるというメリットがあります。
朝活のメリット・デメリットを押さえた上で、無理なく続けていくようにしましょう。
今回は、朝活について、メリットデメリット、三日坊主にならないための対策方法などをご紹介いたしました。