通勤ランを半年続けて感じたメリットデメリットとその対策

朝活

通勤ランニングとは?

通勤ランニングは、日々の通勤をランニングで行うことを指します。通常、電車や車での通勤の代わりに、ランニングを選ぶことで、運動習慣を取り入れながら移動することができます。特に忙しい現代人にとっては、効率的な運動の方法として注目されています。通勤ランニングを取り入れることで、通勤時間を有効活用し、心身のリフレッシュや健康増進を図ることができます。どんなに忙しくても、通勤時間に運動を取り入れることで、健康を維持できるため、日々の生活の質を向上させる一つの方法としておすすめです。

通勤ランニングの始め方

必要な装備

通勤ランニングを始めるにあたり、特別な装備はそれほど多くありませんが、快適で安全に走るためにいくつかの基本的なアイテムは必要です。

ランニングシューズ

普通のランニングシューズでよいと思いますが、「少しでも荷物を減らしたい」という場合には、ビジネスカジュアルでも使える真っ黒なランニングシューズがおすすめです。

ランニングウェア

夏は勿論、冬でも汗はかなりかくので、通気性の良いランニング用の服を選びましょう。途中で電車に乗ったりする場合は体が冷えるので羽織ることのできる上着も必須です。

ランニングバック

荷物を持ち運ぶためには、ランニング専用のバックパックを選ぶと便利です。軽量でコンパクトなものが多く、汗をかいても通気性が良いものを選ぶと快適です。

ウォッチとアプリ

ランニングのペースや距離を管理するために、GPSウォッチやスマホのランニングアプリを使うとモチベーションが上がりやすいです。

着替え、タオル

距離や時間にもよりますが、下着やインナーウェアも汗を吸っています。においや不快感が気になる場合は替えの下着も持っていくとよいでしょう。タオルも必須です。私は会社にロッカーがあるので、通勤ラン以外の日に数日分のシャツ、下着、タオルをもって出勤し、保管ています。

通勤ランニングのメリット

通勤ランニングには様々なメリットがあります。

時間の効率化

通勤時間がそのままトレーニング時間に置き換わるので、忙しいビジネスマンにとっては最大のメリットと言えるかもしれません。ジムのランニングマシンを使って走るくらいなら通勤ラン一択と言えます。(雨の日を除く)

強制的に習慣化

習慣にしてしまうのも継続するうえではとても大切です。例えば「雨が降らない限り、火曜木曜は通勤ランの日」と決めて、家族や同僚に宣言してしまえばもうやめられません!

仕事のパフォーマンスup

通勤ランは仕事のパフォーマンスupにもつながります。少し胃が痛い、気が重い仕事がある日でも、脳は「精神的な負荷」よりも「肉体的な負荷」を優先して処理しようとするので、走ることで少しはそのことを忘れられます。
完全に頭と目が覚めた状態で会社に到着するので、出勤後も寝ぼけている同僚をぶっちぎってロケットスタートを切ることができます。「今日はあのタスクをこなして、あの会議ではこんな意見を主張したい」と考えながら向かう時間にすることもできます。電車の中よりも意外とアイデアが出る時間です。

通勤ランニングのデメリットと対策

汗・におい問題

最優先で解決すべきは汗・におい問題。汗をかくこと自体は健康に良いことなのですが、職場に到着したときに汗だくだったり、周囲に不快なにおいをさせてしまうのは避けたいです。

対策

心拍も上がっているので、到着後しばらくは汗が出ます。制汗スプレーや汗拭きシートは必須。
使ってよかったのは髪にスプレーを吹きかけることで頭皮のにおいを抑え、髪を清潔に保てつことができるドライシャンプー。ワックスやジェルで髪をセットしても結局汗や風で崩れてしまうので、私は自宅を出るときはセットせず、会社でドライシャンプーを使った後に髪型をセットすることにしています。

どこで着替えるのか問題

仕事場にはランニング用の服をそのまま着ていけない場合もありますので、着替えをする場所が確保できるかどうかも、通勤ランニングを続ける上での大きなポイントです。

対策

オフィスに更衣室がない場合は、会社近くのジムの更衣室を利用する、またはトイレの個室などで着替えるなどの工夫が必要です。早朝から空いている銭湯やシャワーを貸し出しているネットカフェなどがある場合は利用を検討してもよいでしょう。都心部であればロッカーやシャワーの貸し出しをしているランステ(=ランニングステーション)も多くあるため、便利です。

調子が悪いとき問題

二日酔い気味の時や疲れていた時など、出発後しばらくして、「やばい、今日は調子悪いぞ・・・」ということがあります。
予定よりも時間がかかってしまうと、出社時間や会議などに遅れてしまう可能性があるので注意が必要です。
また、無理をしてしまうとその日の仕事にも影響が出てしまうことがありました。

対策

体調不良時には無理をせず、ランニングを休むことが最も大切です。また、前日に食事や睡眠をしっかりとることで、体調を維持しやすくなります。私の勤務先はフレックス制ということもあるためかなり余裕をもてるのですが、チェックポイントをいくつか設けて、「何時までに○○にたどり着けなかったら電車(タクシー)に乗る」などのルールを設けておくのも大切です。

帰宅ランニングとの比較

通勤ランニングと帰宅ランニングにはそれぞれメリットがありますが、通勤ランニングの場合は朝の時間を有効活用でき、一日の中で一番元気な体でトレーニングできる点が大きな特徴です。
一方、帰宅ランニングは仕事後のリラックスした時間に走ることができるため、到着時間などのリミットを気にする必要もありませんし、自宅でシャワーを浴びれますので着替え問題がなくなるのも大きなメリットです。
どちらを選ぶかは、自分の生活スタイルに合わせて選ぶことが重要です。

まとめ

通勤ランニングは、時間の効率化、健康維持、で大きなメリットを得られる素晴らしい方法です。
ただし、汗や着替え場所など、デメリットもあるため、これらへの対策を事前に考えておく必要がありますが、工夫しながら続けていくことで、通勤ランニングを習慣化することは十分に可能です!